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全作登場人物

 

過去作の人物紹介一覧コーナーです。

需要はゼロですが、作者の心の安寧をはかるためにもどうか設置させてください。とはいえ大雑把+がっつりネタバレ込みなので、未読の方、時間がない方はスルーしてください。

 

琴浦理瑛(ことうらりえい)…

高校一年生の快活な少年。まだ若い実父(34)と二人で暮らしている。十歳の時に父から性的虐待を受け、そのショックにより記憶障害を引き起こす。

父親の名前は本編では明かされていませんが瑛佑(えいすけ)です。バイセクシュアル。理瑛の健忘に気付いているものの、それについては沈黙を貫き通しています。

 

久津奈湊(くつなみなと)…

地元でも有名なヤンキー校に通う17歳。挫折を味わったせいか屈折していますが根は純情。自信家、ナルシスト、エリートが嫌い。一人っ子、バイセクシュアル。

日戸と付き合ってからツンデレは鎮火。現在はバイトを続けながら進学を目指している。多分貧乏性。どうでもいいものも中々捨てられないタイプ。日戸とお揃いのペアリングが一番の宝物。

 

日戸圭一(ひのとけいいち)…

名門校に通う18歳。自他ともに認めるナルシスト。容姿端麗、文武両道、学校の生徒を他校の不良から守る個人的な校外活動をしている。その為顔は広く敵が多い。一人っ子だが面倒見はいいタイプ。素直じゃない湊のような少年はタイプ。同性愛者だが、女子を侍らすことは一種のステータスだと思っている。

 

奈津元朔(なつもとさく)…

主に高校受験対策を引き受ける塾講師(アルバイト)。22歳。周りが企業に就職するなか自由奔放にフラフラしていた。男運はゼロのゲイ。鬱陶しいほど尽くしてしまうタイプ。

高校時代の親友、晃久に懸想していた。しかし彼をノーマルだと思い込んでいたため打ち明けることなく卒業、次第に距離を置くようになる。聡明で教え上手だった晃久の影響で誰かにものを教えたいと思うようになり塾の講師を始める(本人は無自覚)

 

新堂晃久(しんどうあきひさ)…

実家がいくつも会社を会社を経営している正真正銘の御曹司。器量良しで高スペック。

高校時代は真面目な友人よりもずぼらで問題児の朔と一番仲が良かった。本音で語れる唯一の友人が朔で、この頃から彼に密かに思いを寄せていた。ゲイだが朔と同様同性愛者であることを知られたくなかった為、想いを隠したまま卒業、朔と離別する。

 

梁瀬夕都(やなせゆうと)…

登場時は16歳。後半は17歳。どっちにしても未成年なので色々犯罪的です…。若気の至りで書いたとはいえ…。

明るくて要領よしだけど適当すぎる性格が災いし、あまり友達がいません。バイセクシュアル。歳の離れた兄に育てられている。そこでもあまり厳しく育てられてないのでゴーイングマイウェイ。両親は健在だが、不仲の為ほぼ音信不通。

 

堤俊紀(つつみとしき)…

スポーツジムのインストラクターをしている青年。25歳、ゲイ。誰とでもすぐ打ち解けるものの、自身のセクシュアルについては過去の傷もありコンプレックス。

決してショタ好みじゃありません。何だかんだで世話焼きの為夕都が何をしても最後は許します。実家は裕福。ただし若干疎遠。現在は夕都と二人暮らし、たまに夕都の兄に相談に行ったりしています。

 

七瀬未早(ななせみはや)…

未だ早い(まだはやい)でみはや君です。

紅本にベタぼれだった純真無垢の未早は全て紅本の妄想の産物で、実際の彼はとてもクールでシビアです。ゲイ。一番打ち込んでいるのはやっぱり楽器。ただし人では紅本。一番からかい甲斐があるらしい。高校では普通に友達がいるものの、中学時代は協調性が薄く浮いていた。

兄は「人の恋路を邪魔しちゃいけません」に登場する七瀬夕夏です。二歳差、兄弟仲は普通。

 

紅本皐月(こうもとさつき)…

学園では人気のある未早の先輩。生徒会の副会長、吹奏楽部の副部長、TPのパートリーダー、BL研究会の副会長。一人っ子のお坊ちゃま。かなりの自信家。

どちらかというと黒子に徹するサポートタイプ。責任感は強く、面倒見は良い方。ゲイの上腐男子。BLをこなよく愛している。ふわふわした恋愛に憧れていたが、未早に目を付けられ無縁となる。

 

風間秋(かざまあき)…

登場時は男子校に通う高校二年生。人付き合いは最小限に留めているクールな少年という設定でした(過去形)。バイセクシュアル。父親と二人暮らし、三つ下の妹とは別居した後も心配して連絡を取り続けています。

色々と事件を乗り越え、「余計なお世話係」に登場したときは大学二年生で20歳に。秋生まれであることを秋だと鈴鳴に教えています。

文句を言いつつも矢代と上手くいってる様子。将来の夢は高校教師。現在はただの先生大好き&究極の寂しがりやと化してます。

 

矢代光希(やしろみつき)…

登場時は27歳、秋の担任教師。ルックス良しで男子校でも一番の人気を誇っていました。ただし鬼畜で色々やばい人。秋を巻き込み、反省して少し大人になったかと思いきやそんなに成長してない人。生い立ちはあまり触れられませんが、疎遠な兄がひとりいます。ゲイセクシュアル。仕事以外の唯一の楽しみが秋に構うこと。

基本有能ですが、「余計なお世話係」に登場した際は普通に和巳と鈴鳴に行為を進めたりとぶっ飛び具合は変わってません。

ドライに見えるけど拙作一執着心が強い人です。何だかんだ言っても秋の為ならためらいなく命を擲つことができる人。

 

日永鈴鳴(ひながすずなり)…

経済学科専攻の大学二年生。実家の影響だが数字は嫌い。

ゲイ。父親の教育により従兄弟の和巳に特別な感情を抱いて育つ。和巳が留学中も彼のことだけを想い、恋愛は全くしてこなかった。成長するにつれ明るくなり、友人は多い。料理上手で家事は得意。

子どもは苦手だったが現在はだいぶ耐性がついた。英語が苦手の為和巳の英語の独り言は大体スルーしています。

秋とは同じ秘密を共有した親友。若干彼の方が背が高いことを気にしています。

 

日永和巳(ひながかずみ)…

鈴鳴の四つ歳上の従兄。高校卒業後アメリカへ留学。その間も鈴鳴とメールや電話のやりとりはしていました。自分のせいで劣等感の強くなった鈴鳴に多少の負い目を感じていた。オープンなアメリカ生活で自身が同性愛者であることを自覚します。

現在は恋人となった鈴鳴と二人暮らし。天然のため失敗は多いが関係は良好。元は銀行職員、日本では総務部所属。職場の女性社員を上手く制しながら意地でも定時で退社してます。

 

※ここから箇条書き

 

国崎三尋(くにさきみひろ)…

家の都合でとある男子校に編入してきた少年。高校三年生。明るく正義感が強い。過去に苛められていた同級生をかばって自分も嫌がらせを受けた過去がある。

作中では明確なセクシュアルマイノリティは表記していない。クラスメイトのなづなを守りたいという気持ちはあるが、恋愛感情まで抱いていたかどうかは不明。ただ彼を大事に想っていたことは確かで、事件後の精神状態に異常をきたしている。

芦苅なづな(あしがりなづな)…

三尋の編入先の学校に通う高校三年生。穏やかで抽象的な容姿の少年。三尋とすぐに仲良くなるが、過去に壮絶ないじめを受けていた。

※以下ネタバレ

過去に自分を性的な苛めで苦しめた同級生たちに復讐する為、生徒会の友人達に手を借りながら生贄ゲームを実行していた。三尋の説得により最後は思い直すが、同時に自身が追い詰めた同級生が首を切る瞬間を目の当たりにする。その際に誤って窓から転落し、命を落とす。

 

フルネームで登場している人物はひとりもいません←

ヴェルム…

まだ若い(登場時は二十三歳)ナイトクラブの経営者。人身売買に手を出していたがクリストと出会ってきっぱり堅気に戻る。重度のヘビースモーカーだったがクリストの好みに合わせて健全な人間に戻りつつある。普段は気怠い態度が多いが攻撃された際は全力で反撃に出る。気性が荒い。幼い頃は異国で暮らしており、人身売買目的で誘拐され、クリストの国に連れてこられた。そこでは専ら労働者として扱われたが自力で逃げ出し、盗みや喧嘩をして育つ。クラブを経営しているノエルに出逢い、彼亡き後は形見である店を守るために生きていた。

クリスト…

大財閥の家系に生まれたエリート青年。三十路は越えている。最後は三十二ぐらい。

同性愛者で、恋愛は奥手。しかし正義感は人一倍強く、ヴェルムの犯罪行為を容赦なく咎める一面を持つ。ドS。ヴェルムの店の濃ゆい従業員達に戸惑いながらも、日々確実に順応してきている。現在はヴェルムと二人暮らし。外で働く良い夫気分。実家とは疎遠となり、起業してヴェルムと生きていくことを心に決めている。

 

崔本一架(さいもといちか)…

超絶ナルシストの高校二年生。小中は子役タレントとして芸能事務所に所属していた。自分の美貌に絶対的な自信を持っているが、本人が思ってるほど周りは意識していない。

登場時はノンセクの気があったが、梼原や柚と出逢い確実にネコの才能を開花させていく。

打たれ弱さに定評がある。自信家のくせ自信家が嫌い。大人も嫌いだが自分を崇めるファンは好き。梼原のことも当初は苦手に思っていたが、流されやすいので最終的に惚れてしまう。年下でぐいぐい来る柚は未だに苦手。高校を卒業し、梼原と二人で暮らす計画を練っている。

梼原継美(ゆすはらつぐみ)…

一架と同じ芸能事務所に所属していたが、現在は高校教師として働いている。バリタチ同性愛者。自分の生徒でもあり、後輩でもある一架にちょっかいを出しつつ気にかけている。楽観的だが計算高いタイプ。最後は一架の為に少し働く。一架が成人するまでは最後までシないと心に決めているので、現在もしっかり自制中。

 

須賀智紀(すがともき)…

男子校に編入してきたスポーツ少年。高校三年生。ノーマルと見せかけてゲイ疑惑。完璧ツッコミ属性。幼い頃から転校が多く、外交的な性格に育った。ゲイカップルの撲滅を目標としている腹黒属性の夕夏と出逢い、困惑しつつも放っておけず傍に居るようになる。無事に恋仲になった後も苦労する日々。後日談としては大学生になり、大学は違うけど夕夏にちょくちょく会っています。

七瀬夕夏(ななせゆうか)…

智紀のクラスメイト。腹黒で乱暴な生徒会長。過去に部活の先輩から襲われ、ゲイでありながらゲイを嫌っている。カップルを引き裂くことに全力を注いでいたが、智紀と紆余曲折あり現在の精神状態は良好。一日も早く健全な少年に戻れるよう奮闘中。

実は惚れっぽい性格で、根は純粋。弟は【先輩にそのBL小説はまだ早いと思います】に登場する末早。幼い頃に母を病気で亡くしており、以後率先的に家事をしていた為主夫力は高い。家族仲はやや冷めているが、夜は一応未早の為に夕食を作っている。

大学生になった後は四苦八苦しつつも友人をつくることができている様子。

 

 

 

時間のある時に順次追加していきます。